年齢ハードルが低い職場が対象【シニアジョブ】
50歳以上が対象の「シニアジョブ」
シニアジョブでは基本的に50歳以上の求職者を対象としています。転職サイトは一般的に新卒や第二新卒など若い世代をターゲットにしているところが多いため、シニアジョブのようにシニアを専門とする転職サイトは珍しいタイプです。老後の転職先を求めて多くの人が登録しており、年間600名以上の転職を成功に導いています。
シニアジョブは東京都新宿区大久保に本社を構えていますが、全国の求人を扱っています。首都圏だけではなく地方の求人も数多く扱っており、日本全国どこで転職活動を行っても必ずサポートしてくれます。
シニアジョブに求人を掲載している企業は、50代以降の世代を歓迎する企業のみです。元々「シニア世代を歓迎している企業」の求人しか掲載していないため、年齢を気にせずに転職活動ができます。シニアの転職方法といえばハローワークが一般的ですが、ハローワークは紹介している求人の数自体が多い上、若手を採用したい企業や40代を中心に募集している企業も多く、年齢制限を正確に把握しシニアを歓迎する企業を絞り込むのは大変です。「年齢で絞り込む」という作業が加わるため、手間を省き効率よく転職活動を進めたい人には厳しいでしょう。しかし、シニアジョブなら最初から50代以降の求人を絞り込んでいるため、余計な手間はかかりません。
メリット
シニアジョブに登録したらまずは電話で面談を行います。そこではコーディネーターが求職者のこれまでの経歴や希望職種、持っている資格などを確認し、個人それぞれの履歴書を作成してくれます。履歴書は応募先ごとに用意しなければならないため、複数必要です。同じような内容を毎回作成するのは意外に骨が折れる作業ですが、コーディネーターがスキルの棚卸しをしながら作成してくれるため煩雑な作業がひとつ少なくなります。
転職を成功に導く最初のステップは書類選考です。履歴書や職務経歴書などの応募書類を提出するわけですが、この書類選考である程度ふるいにかけて落とされるためマイナス要素はできるだけ省きたいものです。マイナス要素として挙げられることが多いのが年齢ですが、シニアジョブは元々50代以降のシニアの求人のみを扱っている転職サイトですので年齢による書類選考の落選はほとんどないでしょう。ただし、60代を希望している介護施設に、70歳で応募した場合は落選するケースもありますので、完全にないとはいい切れません。その場合はコーディネーターを通じて年齢を確認した上で応募するといいでしょう。